塗装の劣化の兆候が出始めたら、具体的に塗り替えを検討されると思います。ここで知っておきたいのが、「塗料の種類で塗装の持ちが大きく違う」という事です。
○塗装の種類は大きく分けると、次の4つがあります。
<アクリル系>
・10~20年前まで一般的に使われていた塗料。価格は安価だが、6~7年で塗り替えが必要。
<ウレタン系>
・光沢があり、厚く塗りやすい。10年位前迄の主流。 価格・機能のバランスが良い。塗り替え目安は8~10年位。
<シリコン系>
・現在の主流である塗装。弾力性があり耐久性が高い。塗り替え目安は13~14年。
<フッ素系>
・価格は高いが、最も耐久年数が長く、防汚性に優れる。15年以上、外観を維持可能。
一般的には耐久性の高い塗料のほうが高価となりますので、建物の築年数・環境などを考慮して一番適した塗料をお選び下さい。
また、塗装する部位によって下地の処理・施工法などは違ってきます。 建物診断と併せ、ご相談は経験豊富な専門業者にお任せすると良いでしょう。